上部頸椎(脳幹)が生命の源だと考えるスペシフィック・カイロプラクティックとイネイトの流れ

くじら整体はガイドである存在さんに脳幹を活性化してもらいます。

脳幹が生命の源であると定義付けたのは、カイロプラクティックの創始者D.D.パーマーの息子のB.J.パーマーです。

上部頸椎(脳幹)が生命の源であると定義したスペシフィック・カイロプラクティック

1895年9月18日D.D.パーマーは、カイロプラクティックの発見とされる最初の背骨の調節を行いハービー・リラードさんの聴力を17年ぶりに回復させました。

息子のB.J.パーマーは研究を重ね、すべての神経が通る上部頸椎を整えると神経圧迫が解消され、内なる生命力である先天的知性(イネイト・インテリジェンス)が活性化し、生命を維持していくと考えるホールインワンテクニックを開発しました。

たったひとつの受精卵から五体が生まれ、心臓を鼓動し、汗をかき、内蔵を動かし、ホルモンを調節して成長、生体を維持していく内なる叡智のイネイト・インテリジェンスこそが重要で、その要を脳幹、上部頸椎の状態であるとしたのです。

上部頸椎のみを調節するカイロプラクティックをスペシフィック・カイロプラクティックと呼び、症状が出ている患部なども触るカイロプラクティックをミックスなどと称します。

上部頸椎が生命の源であるならスペシフィック・カイロプラクティックが整体の主流になりそうですが、現状そうではありません。

その理由は二つあると思うのですが、上部頸椎は筋肉が邪魔をし直接触れない場所ですし、首根っこを押さえるというように首は急所ですので技術習得が非常に難しいこと。

もうひとつは肩こりや腰痛があるといってもスペシフィック・カイロプラクティックは上部頸椎しか触らないので、理論を知らない患者さんは不信感、この整体屋さん大丈夫??となって、患部も触るミックスが主流になったのではないでしょうか。

私の師匠は以前は腰仙間接に鍼を一本刺すだけですべての症状をとったと言いますが、痛みが消えたと言って帰っていった患者さんが亡くなる体験をし、腰(仙骨)への刺激は症状をとるだけで生命力は太くしない対処療法であると認識し、B.J.パーマーの上部頸椎理論へと切り替えたそうです。

内なる叡智のイネイト・インテリジェンスは上から下、内から外へ

内なる叡智であるイネイト・インテリジェンスは上から下へ、内から外へという流れがあり、これをADIO(above down、inside out)と呼びます。

イネイトと反対の外部からのマッサージや薬などの外部刺激をOIBU(outside in、 below up、外から中へ、下から上へ)と呼び、生命力を縮める対処療法的な流れだと考え、根本原因は治癒されないと考えます。

上部頸椎を触る整体やくじら整体を行うと脳幹が活性化し、アディオ方向にエネルギーが流れ始めます。

その場合背中の張りが無くなりますが足首に違和感を覚えたり(上から下)、歯が痛くなったり一時的にアトピーがでたりと(内から外)、イネイトはアディオ方向で身体の調節を行っていきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください